MISSING PUZZLE

ADHD(発達障害)の私がブログをはじめてみました。

朝、起きたら身体が動かなかった話

 

 

ボーナスをもらって浮かれていたのもつかの間でした。

 

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翌朝、起きると身体が動かなくなっていたのです。何か重いものが全身に乗っかっているような、重力をいつもの2〜3倍で受け止めているような感じでした。真っ黒い負のオーラのようなものを纏っていて、どうあがいても動けませんでした。冷静にこれが急に襲ってくるアレか…!と思いながら、もうどうしようも抗えないので、仕事を休み一日中寝ることにしました。

 

 

そもそも、母が寝坊して、私も寝坊した朝だったのでした。起き上がれないと言いつつ、朝ごはんは母がコンビニでわざわざ買ってきてくれたパスタを食べました。その後、仕事に行けないと絶望を感じ、シャワーも浴びる気力がなく、投げやりな気持ちになって何もかもどうでもいいやと思いました。この時、私は急に襲ってきたアレに勝てるわけがないと打ちひしがれていました

気分も鬱状態になり、このままパニックになったり、これ以上悪化してはいけないと思い寝ました

 

とにかく寝ること!

職場に連絡を入れ、眠りにつきました。昼過ぎに一度目覚めたのですが、お昼ご飯も食べず、夕方17時にようやく起き上がり行動を開始することができました。

長時間眠っていると感じることは、全体的に眠りが浅くなり夢を数多く見ることと逆に寝すぎると余計に疲れるということでした。しかし、突然襲ってきたアレをどうにかするには寝るのが一番なのです。

 

とにかく、ひたすら寝ることは脳を休め、身体を休め、精神と肉体を回復させる最善の方法だと思います。風邪を引いた時のように頭も心も休ませてあげないといけません。

 

母娘で共倒れ

前日の夜あたりから母親が様子がおかしかったのですが、朝になって母親にも突然襲ってきたアレが爆発し、私も一緒に被爆してしまいました。狭いワンルームに2人暮らしなので、お互いにいい影響も悪い影響もどうしても受けてしまいます。お互いに突然襲ってきたアレに為す術もなく寝込んでしまいました。

 

突然襲ってきたアレとは

突然襲ってきたアレとは言葉では言い表しにくいですが、発達障害鬱病などの精神的な問題を抱える人には必ず襲ってくる、誰しもが経験のあるものです。前日の夜にはきちんと服薬していたし、上手くやっていたはずなのに何が問題だったんだろう…と思うほど、アレは突然襲ってきます。朝起きて、いきなり身体が動かないと感じたときに、ついに今まで溜め込んでいたものが溢れ出してしまったかと思いました。上手くバランスをとっているつもりでも、見えないところで少しずつストレスは溜まっていってるんだなぁと実感しました。

 

突然襲ってきたアレの原因

2日前まで弾丸旅行をしていたので、その疲れが影響して私たちにアレは突然襲ってきたのではないか、と母親は言います。2人で少し長めの旅行をしたこと、帰ってきて荷物の片付けや洗濯物がいつもより多いうえに2人分だったことが母親にとってかなりの負担になったようです。しかし、夜遅く帰ってきた翌日には2人とも仕事に行っていたのですが、時間差で身体の疲れがきたようです。母親からは、これから旅行に行く時には今回のようにはならないように気をつけないといけないね、と言われました。

しかし、私はそれ以外にも原因があるのではないかと思います。身体の疲れが精神的な影響を及ぼすのはもちろんのことですが、それ以外にも普段から少しずつ精神的に何かに蝕まれていたのではないかと思います。

 

突然襲ってきたアレと戦う方法

例えば、私に突然アレが襲ってきたとして、母親が元気だったら私は仕事にいけたと思います。今回は、お互いに同じタイミングだったのであって、突然襲ってきたアレは一人では戦えません。実際、その日の夜に友達と会う予定があったのですが、何とか回復して友達とご飯に行けました。そのことにより、気分が随分スッキリし、突然襲ってきたアレに打ち勝つことができました。自分が無理しない程度に誰かに会って、元気をもらうことこそが突然襲ってきたアレと戦う唯一の方法だと思います。誰にも会いたくない気持ちになる時もありますが、一人で閉じこもることはよくありません。勇気を出して一歩外に出るだけで気分は随分軽くなります。逆に、突然アレが襲ってきて爆発してる人の側から離れるといったことも大事なことだったと思います。

 

ひたすら引きこもっていた冬

今年の初めには、仕事をしていないこともあり、お金もなく、ひたすら自宅に一人で引きこもっていたため、毎日のようにアレが襲ってきていました。やることもなく、友達も仕事で忙しく会う機会がなかったので、ただ寝ることしか出来ず、ある意味で植物状態、廃人生活でした。今考えると、季節性衝動障害(冬季うつ)になっていました。新生活が始まり、母親と2人暮らしをするようになってからは、恐れていた梅雨の季節も乗り越え、現在は冬の寒い季節も乗り越えようとしています。

 

突然襲ってきたアレを予防する方法

突然襲ってきたアレは、言い換えてみると心の風邪のようなものだと思います。重症化すると、同じような精神的な問題を抱える人にも強い影響力を与えるインフルエンザになり、最後には鬱病になります。風邪と同じように予防しなければなりません。きちんとした服薬も必要ですが、日常から少し心がけることによって突然襲ってきたアレを予防することはできると思います。

 

・お風呂にゆっくり浸かって身体を温める

熱めのお湯にしてしまうと、身体が目覚めてしまうので逆効果です。毎朝シャワーを浴びるだけの生活でしたが、寝る前にゆっくりお風呂に浸かることによって、ぐっすり眠れる効果があり疲れもよく取れると思います。鬱になると、寝たきりの生活になり、人に会わないし、お風呂に入る頻度が少なくなります。特に冬は夏ほど汗をかかないので不快感も少なく、何日も入らなくなってしまいますが、お風呂に入ってサッパリすることはとても重要です。

 

・適度な運動をする

引きこもっている間、ジムにでも通って実践しようとしましたが、結局入会すらできずに終わってしまいました。理想は10分間走ることですが、散歩に出かけたりする体力や気力さえなくなるのが鬱です。家の中でできることとしては、ストレッチと筋トレです。筋トレは10回やるのがきついくらいのものをやります。筋トレに対するモチベーションを高めるためにこの本を読みました。

 

超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

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今はジムに入会し、最低でも週に1回は通ってレッスンや筋トレを行っています。日頃のストレスを運動を通して発散する大切さを感じます。年末年始はジムはお休みなので、実家でトレーニングするためにDVD付きのヨガと筋トレの本を購入しました。

 

・映画を見る

ドラマは話数があり長いので、見ている途中で疲れてしまいオススメしません。映画はだいたい2〜3時間で終わるし、別世界に没頭できるのでいい気分転換になります。何もしない一日中でも映画を一本でも見ると満たされたような気持ちになります。

 

身体の調子を整えてあげることにより、精神状態も比較的安定すると思います。ずっと引きこもっていると身体が鈍ってしまうので、適度に毎日身体を使って疲れさせて休ませることが体力作りの基本だと思いました。また、気分転換を行うために寄り道したり、平日でも仕事以外で何か活動をすることの大切さも実感しています

 

次は突然アレが襲ってきても負けないように…心からそう祈ります。