MISSING PUZZLE

ADHD(発達障害)の私がブログをはじめてみました。

読書のススメ

 

元々、本が好きでよく読んでいたのですが、年齢を重ねるごとに読書離れしてしまい、最近では意識して本を読むようにしています。考えてみると、本を読むということは何かに集中するということで、感情をニュートラルにギアチェンジするのにとても効果的な作業だと思いました。

 

図書館を巡る

 

以前からずっと行ってみたかった近所の図書館に行ってきました。古くて小さい図書館だったので、蔵書数も限られており、読みたい本も無く、お気に入りの場所になることはありませんでした。

 

次に、その図書館の近くにある大学が運営しているという会員制の図書館に行ってきました。新しくて綺麗なのですが、寄贈によって本を集めているので、蔵書数がかなり少なく偏っているので、こちらで本を借りるのも断念しました。しかし、落ち着いた空間で、読書だけでなく勉強や作業もできるということなので、会員になりました。会費500円かかりましたが、これからずっと利用できるということで、自習室を借りたり、仕事終わりに勉強しにカフェに行くよりもコスパはいいです。ただ、最寄駅から家までの帰り道と逆方向で、夜8時には閉まってしまうのが残念な点です。ポジティブに考えれば、仕事終わりにいい運動になるのと1時間だけ勉強して早く家に帰れるといったところでしょうか。

 

自転車だったので、せっかくだから一番大きい図書館にも行ってみようと思い、少し離れた図書館にも行きました。しかし、実際には、一番最初に行った図書館と比べても、自宅からの距離はさほど変わらなかったです。大きい図書館だけあって、蔵書数もかなり多く、フロアが地下1階から3階まであり、外国の雑誌まで置いてありました。ここまでくると読みたい本を見つけるのが大変でした。でも、私が見つけきれなかっただけかもしれませんが、私が読みたい本をそれほど見つけることが出来ませんでした。

 

借りた本はこちら

 

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絵本の力学

マリア・ニコラエヴァ&キャロル・スコット著

川端有子/南隆太訳

 

図書館の司書である叔母が子ども達に絵本の読み聞かせをしていて、その影響から絵本も好きになりました。叔母にオススメしたいなと思い、気に入ったら購入も考えていますが、高いですね…。分厚いので読み切れるか不安です。絵本も借りて読んでみたかったのですが、子どものスペースに踏み込む勇気がありませんでした。私に子どもが出来たら、いっぱい絵本を買ってあげたいと思います。

 

長いお別れ

レイモンド・チャンドラー

清水俊二

 

ギムレットにはまだ早い。その名台詞だけ知っていて、初めて飲んだお酒もギムレットでした。名作なので、あらすじはだいたい分かっているのですが、きちんと読んでみようと思います。こちらも読み応えがありそうなので、読み切れるか不安です。お気に入りの一冊になると思うので、英語の勉強もかねて原書と訳書あわせて購入を検討しています。

 

美術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本

ー知識がなくてもできる教養の磨き方ー

藤田令伊

 

タイトルにピンときて手にとった一冊です。芸術鑑賞は好きだけど、ミーハーなので…。趣味と言えるまでになりたいです。

 

やんごとなき読者

アラン・ベネット著

市川恵里訳

 

元々、原書で読んでいて、訳書を読みたいと思い、この本を探しに図書館を巡りました。原書はさらっと読んだたけのですが面白かったので、訳書も良かったら、こちらも原書と訳書あわせて手に入れたいです。長いお別れがアメリカの退廃的な狂乱な時代を描いたハードボイルド小説であれば、こちらはイギリス王室のお話なので、典型的なイギリス英語で書かれています。

 

さて、この4冊を半月で読み切れるのかどうか…。恐らく難しいと思うので、貸出延長すると思いますが、この1ヶ月で読めたらいいなと思います。あとの2冊はスラスラ読めると思いますが、最初の2冊はなかなか手強そうです。

 

借りたのは大きい図書館ですが、返却は最初に行った図書館でも可能ということで便利です。

 

 

図書館に行って気づいたこと 

 

 

やはり、本屋で見るような目新しい本は置いていませんでした。勿論、物語も読みますが、私は、ビジネスや言語、自己啓発系のような何度読んでもタメになる教科書みたいな本が好きな(私の周りの友人は自己啓発本はオナニーと言って嫌いな人しかいないです。私も、例えば、好きな男性の本棚が自己啓発本ばかりだと嫌なので、言いたいことは分かります。でも読んでしまう)ので、あれだけ幼少期は図書館に足を運んだのに、今の私にはもう図書館には向いていないなと思いました…。ただ、本は意外と値段はするので、無料で読めるということは有難いにこしたことはないのですが…やっぱり、私は本屋が好きです。しかし、本を買い集めていくうちに部屋は狭くなる一方です。次、引っ越す時には、たくさん本がしまえる本棚を置ける部屋に住みたいです。

 

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写真は、最近買った本たちです。この中で物語は一冊しかありません。そもそも、私は物語の本は一度読んでしまうと満足してしまうので、滅多に買いません。真夜中乙女戦争/Fは、元々、TwitterでファンだったFさんのいつか別れる。でもそれは今日ではないがお気に入りだったので購入しました。早く読んでみたい一冊なのに、購入してしまうと手に入れただけで満足してしまい、なかなか読まなくなってしまいます。そんな本が何冊も自宅にあります。まずは、その本から読まないといけませんね。

 

村上春樹をはじめとして読んでみたい作家や名作の物語はまだまだたくさんあるので、そちらは図書館を利用して読みたいと思います。あ、カズオイシグロわたしを離さないでも読んでみたかったんだった…。今、蔵書を調べてみたらほとんど貸出中でした。読みたい本がないというのも、今話題だったり人気のある本は貸出中だということがあるからかもしれません。図書館で本を借りると必ず返却期限があるので、それまでに読もうという気になる点がいいですよね。早速、インターネットでわたしを離さないでを貸出予約してみました。次に行く時には、ある程度読みたい本をピックアップし、メモしてから図書館に行くようにします。図書館に行く習慣が出来れば、本離れも解消できると思います。