言葉はさんかく こころは四角
本当にその通りだなと思います。
言葉は三角で 心は四角だな
まあるい涙をそっと拭ってくれ
こちらはくるりの言葉はさんかく こころは四角という曲の歌詞です。
くるりは大ファンというわけでもないですが、素敵な曲が多いので、長年ただなんとなく好きな日本のアーティストの一人です。日本のアーティストであと好んで聴くのはASIAN KUNG-FU GENERATIONくらいですかね。邦楽はほとんど聴きません。
今回、なぜこのフレーズが出てきたかというと、先日、人事の厚生担当?も含めた話し合いがあり、その中でわかりやすいようにきつく言わせてもらうと言われたのがきっかけです。まどろっこしい言い方は私も好きではありません。しかし、だからといって、単刀直入にシンプルに伝えることときつく言うことは全然違うと思いました。きつく言うけど許してね、というのは、今からあなたを傷つけるけどいいよねという予め断っておけばどんなことを言っても許される予告殺人のような力のある言葉であり、言葉の暴力だなぁと思いました。
そのときは、話がまとまりませんでしたが、金曜日の主治医面談は人事だけが行き、私は通常通り出勤することとなりました。話し合いの最中、泣かないと決めていたのに、感情が溢れ出しコントロールが効かなくなり、涙が出ました。乱暴に放たれた言葉たちは、あとからもずっとじくじくと痛みます。(結局、大雨の影響で電車が運転見合わせになり、主治医面談は再来週の金曜日になりました。)
そんなときに、心は丸くて、頭は三角、身体が四角だなぁと、ふと自分の心と頭と身体のアンバランスさにぴったりの言葉を見つけて、一人で悦に浸っていたところ、そういえば、こんな歌詞があったなと思い、この曲を思い出しました。
あとから調べて分かったことなのですが、この曲は父から娘へのメッセージソングだということです。本当に素敵な曲ですね。
[Music] 父と娘のための名曲、くるり「言葉はさんかく こころは四角」 | Peanut Butter and Jelly
言葉は三角で 心は四角だな
まあるい涙をそっと拭いてくれ
知らない街角の
知らない片隅で
知らない誰かと恋に落ちるだろう
いつかきっと君も恋に落ちるだろう
繋いだお手々を振り払うように
言葉は三角で 心は四角だな
まあるい涙をそっと拭いてくれ
地下鉄は走ってく 君は髪をなびかせて
きみの匂いは ずっと僕の匂い
いつかきっと君も恋に落ちるだろう
繋いだお手々を振り払うように
明るい話しよう
暗くならないうちに
この恋が冷めてしまわないうちに
言葉はさんかくで 心は四角だよ
まあるい涙よ 飛んでゆけ
まあるい涙よ 飛んでゆけ
くるりは他にも東京やワンダーフォーゲルなどが有名どころといったところでしょうか。久しぶりに邦楽を聴きたくなった瞬間でした。