MISSING PUZZLE

ADHD(発達障害)の私がブログをはじめてみました。

【ADHD】12月カウンセリング記録(12/20)

 

11月はスケジュールが合わず、2ヶ月ぶりのカウンセリングでした。

 

今回は、一人暮らしを再開したこと、家族(特に母親)と距離を置きたいこと、ASD(自閉症スペクトラム障害アスペルガー症候群積極奇異型)、今年1年の振り返りに着いて話しました。

 

 

 

カウンセリングの先生は、もう2年以上のお付き合いです。先生は沈黙が多く、あまり褒めることなく苦言を言います。いつも第三者目線で冷静に批判します。先生は優しくなくて厳しいです。もっと受け入れられたい、認められたい、優しくされたいといつも思います。けれど、前向きに考えて、今の私は厳しいことを言われても大丈夫な状態だと判断されているからこそ、苦言をあえて言うのだと思われます。先生の意見を聞いて、自分の感情や導き出した思考の答え合わせをいつもしたいのですが、先生はあまり答えてくれません。その先生の態度も、自分で答えを見つけ出してそれを自分で信じることが大切なのではないか、と考えさせられます。

 

一人暮らしについて

 

母親がいなくてもきちんと生活していけるのかと聞かれ、金銭面や生活のリズムを崩さずに自律した生活がおくれるかどうかの確認をされました。東京で3年半暮らした成功体験があるので、なんとかやっていけるだろうし、今度は色々と工夫をしてやっていくと話しました。先生には、一人暮らしは形だけではなく中身がともなったものでないといけないと言われました。

 

家族の距離の取り方について

 

カウンセリング直前に母親と喧嘩をして、イライラしていたので、母親との関係について、どうしても離れたい気持ちを感情的に伝えてしまいました。先生には、いいとこどりはできない。母親は心配しているから離れられないのであって、私が甘えているのが原因だ。母親が依存するのは自分にも原因があると考えないといけない。と言われました。

 

私は幼い頃から今まで、母親との関係に問題を抱えています。その影響で、自己評価が低いことや様々な問題がありました。その都度、問題は解決してきたようにみえましたが、根本的な問題解決方法は、母親との関係に抱えている問題を解決しなければならないことだと気がつきました。先生もその通り!と強く言っていました。

 

先生は、私がしっかり自立しない限り、少しでも甘えてしまえば、母親は離れたくても心配で離れられないと言っていました。スケジュールや捨てたゴミのチェック、人間関係などありとあらゆることに干渉されるのも、母親が心配で信頼関係がなってないからだそうです。

 

これから一人暮らしをするにあたって、母親に一回でも助けを求めれば離れられない。母親を呼ばず、一人で自律した生活を送って、2〜3ヶ月も経てば、自然と母親も離れていくことができると言われました。今は、一人暮らしを再開しても、毎日ずっと母親からの連絡が止まらなくてしんどいので、それが2、3日に1度、1週間に1度、本当に用件がある時だけ連絡がくるようになって欲しいです。

 

 

自宅にある母の荷物も全て実家に持って帰るようにお願いしました。小さい頃、甘えられなかった分、大人になってからすごく甘えたいのにうまく甘えられない人になってしまいました。そして、自立心が強いのにもかかわらず、依存という形で人に甘えてしまうようになりました

 

自分でついに自分の根本的な問題を見つけることが出来ました。今まで私はどうしてこんな風になるのだろう?とモヤモヤしていたことが、問題が何かはっきりと分かるようになりました。

 

ASDについて

 

 

 

 

 

今まで自分の生きづらさの原因の全てはADHDだと思っていました。しかし、発達障害について勉強していくと、自分の特性はADHDだけでは説明がつかないことが分かりました。先生は、ASD(自閉症スペクトラム障害)の態度は知的障害を持つ人からノーベル賞をとる人まで幅広いと言っていました。自分がどの程度の位置にいるか理解することが大切だと思います。

 

アスペルガー症候群については、アスペルガー症候群の従来のイメージが強い受動型とそれとは異なる積極奇異型があることを知りました。積極奇異型は、人と関わるのを苦手とせず積極的です。これまでADHDのことしか学んでこなかったので、ASD(自閉症スペクトラム障害アスペルガー症候群積極奇異型)についても学んでいこうと思います。

 

前の取材はADHDを診断した時の知能検査を知っているので、それを踏まえたうえで、ASDの特性もあると言っていたのだと思います。

 

正直、今回のカウンセリングは、心にずんと重たいものを置かれて疲れました。寝て起きたら大丈夫だと思っていましたが、頭の片隅にずっと残ったままです。

 

来年は少しずつでいいから、どうしたらうまく対応出来るか、どういったことに困っていて相手に自分の障害を伝えることが出来るか、より深く観察していきたいです。

 

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。