MISSING PUZZLE

ADHD(発達障害)の私がブログをはじめてみました。

【ADHD】11月カウンセリング記録(11/29)

 

前回更新してから早半年くらい経ったと思い、ご無沙汰しておりますというタイトルで更新しようと思ったら、更新してました。

 

missingpuzzle.hatenablog.com

 

あれから早3ヶ月経ちました。私はまだ仕事を続けています。気がつけば冬ですね。

 

今までの更新を消して、心機一転、更新を再開しようとも思いましたが、せっかくの記録なので今までの記事は残しておきます。

 

大学も順調に単位を取得していって、来春には教育実習を控えています。そのためには、年末年始にレポートと戦わなければならないのですが…。日本語教育だけでなく、心理学を学ぶことは、自分の中の様々な認知が変化するのを実感しています。

 

今回は近況報告も含め、11月のカウンセリング内容の記録をつけたいを思います。

 

 

2回目の異動

 

ついに、念願の異動がありました!今回も部内異動で、4月当初に配属された係に戻りました。業務内容は今まで担当していた業務に加えて、4月〜6月に行っていた業務と新たなアシスタント業務の3つを担当することになりました。将来的には、その次のステップとして、3〜4月の繁忙期対策の為の業務も覚える予定です。今までは何だったんだろうと思うような異動でしたが、少なくとも以前より改善された環境に異動できてよかったです。

 

 

異動によるメリット

 

 

・人事から主治医面談で伝えられたことを伝えてもらっていて、その結果、仕事のアイムスケジュールは1時間ごとに仕事内容が変わるローテーションで、飽きやすい自分には合っている。

 

 

異動によるデメリット

 

・新しい担当部署は上司、先輩を含めると7人ほどいて、指示系統が曖昧で理解しづらい。

 

 

これからの見通し・不安

 

10月に一度辞めたくて仕方ない時期が1週間ほど続いたのですが、10月のカウンセリングでその旨を伝え、次のカウンセリングまでに辞めたい気持ちが続けば本格的に退職を考えようと思いました。ここで今までとは違って進歩したなと思ったのは、問題をすぐに解決しようとしないということでした。今までは問題に直面するとすぐに解決しないとモヤモヤしてしまい、時間に身を任せるということができず、常に簡単に諦めてしまい、何事も中途半端に終わってしまうことばかりでした。しかし、今回は1ヶ月後に問題を持ち越すことによって、改めて問題とじっくり向き合い、その結果諦めずにここまでやってこれました。

 

そのおかげで、冬のボーナスまでは順調に続きそうです。カウンセリングの先生は、3ヶ月続けば半年、半年続けば1年、1年続けば3年は続くと言っていましたが、半年過ぎたあたりからその1年に向けて現実味が帯びてきました。夏と冬のボーナスを1年間の目標地点として区切りつつ、この1年間を頑張ってきました。それ以外にも、年が明けたら有給が復活するからそれまでは続けよう、4月になったら異動かもしれない、基本給が上がるから頑張ろう、と少しずつですが期間を区切ることによって頑張っています。また、アプリで退職予定日をカウントダウンして、その日数が少しずつ減っていくのを確認するのも励みになっています。

 

自由は制限され、正社員としての責任も伴い負担も大きいですが、基本給が少なくてもやっぱりボーナスがあり固定給の方が経済面は安定しますし、アルバイト生活よりも今の生活の方がいいと思い始め、辞めることを踏みとどまっています。こんな感じで安定した仕事を続けていって、キャリアを積んで、他の環境に新人として新しいことを一から挑戦することがだんだん出来なくなってしまうんだなあ、とぼんやり思いました。

 

来年の見通しも立っていて、このままの業務内容が3月まで続きそうです。それに加えて、新しい業務を1つ覚える予定です。

 

不安な点としては、これからもこの状態が近づいたら何も出来ないまま2年目に突入し、新しく入ってくる後輩とともに研修、もしくはそれ以下で後輩に追い抜かれるかもしれない、また人事評価をしてもらえないかもしれないということです。また、3〜4月の繁忙期に残業続きになる日々をコントロールできるのかが、ものすごく不安です。例えば、何時に終わるのか分からないため、集中力が切れる、肉体的疲労や生活リズムが崩れるなどで繁忙期を乗り切れるか不安です。メリットとしては、お金が稼げますが、4月〜6月の3ヶ月間の収入で来年の保険料が決まってしまうので、この時期にあまり稼ぎたくないのが本音です…。

 

やっぱり異動したい

 

課内異動はありましたが、私が望んでいるのは興味のある別の課への異動です。しかし、カウンセリングの先生の見解では、どの課にいったとしても自分のイメージとは必ず違う。その度に異動を希望していたらキリがない。理想と違うことに苦しみ続けるよりも、今の環境で少しでも良くなるように改善していく方がいい。とことでした。実際、人間関係や業務内容も含めて、可もなく不可もなくといったところです。社内で一番大規模な職場なので、小規模の職場に異動を希望していますが、少人数の職場の方が即戦力として求められるので、それも考慮しなければしなければいけないと言われ、このままの方がいいのかなと考え直しました。

 

 

新たな挑戦

 

 

社内の研修制度で新しいプロジェクトに応募しました。だいたい仕事を覚え始めた3年目くらいから応募するのが通例ですが、1年目で無謀な挑戦をしました。実際、自分がそのプロジェクトに選ばれた場合にやり切れる自信よりも不安の方が大きいですが、やってみたいと言う気持ちで応募しました。しかし、カウンセリングの先生からすると、他の環境を求めて飛びついてしまったということです。あまりよく考えずに応募してしまったので、今更後には戻れないなと言う焦りもあります。時期尚早な点と発達障害を抱えてるネガティブな部分をあえて全面にアピールポイントにした点で、まあ十中八九の確率で選考から落ちると思うので、せめて選考面接は一生懸命にプロジェクトに参加したい気持ちを伝えようと思います。

 

 

部長面談

 

このプロジェクトの応募には部長承認印付きの小論文が必要で、その小論文で自らの発達障害について書いたので、それを読んだ部長が面談をしてくれました。部長と今の現状について話す機会があったことは、私にとってとてもいい機会でした。これから現状が改善されていく期待もあります。しかし、残念な点は発達障害を理解してもらおうと伝えれば伝えるほど、そんなことは一般の人でも良くあることと言われてあまり理解されず、もどかしい気持ちになりました。このことをカウンセリングの先生に伝えると、私の伝え方が悪いのではなく発達障害について知識がないと一般の人の理解は難しいとのことでした。

 

 

仕事を続けていくことで自信がついた

 

 

仕事中の眠気について悩んでいましたが、仕事が少し増えて、やることがなく手持ち無沙汰になることが減ったのと仕事がローテーションになったので、1時間ごとにここまでやろうと作業に没頭していたら、眠気に打ち勝つことができたので、カウンセリングの先生や主治医が言っていたように、やることがなくぼーっとしていたのが眠気を誘う原因だと実感しました。就職して半年以上経ちますが、世間的にも評価の高い仕事をここまでやってこれたことによる自己肯定感がついてきました。だんだんと職業人としての自覚も湧いてきました。やりがいには繋がってはいませんが、いつかやりがいに繋がればいいのなと思っています。体力的にもだんだん慣れてきて、仕事終わりに気分転換の活動をする余力も残っています。一時期、勝手に薬をやめていた時期もあったのですが、カウンセリングの先生に良くないと言われて、服薬を再開したおかげかもしれません。

 

 

終業時間について

 

2ヶ月ぐらい前から、終業のチャイムが鳴ったらすぐに仕事を終えて帰っていました。仕事に行きたくないと思ってしまうくらいなら、早く帰って明日に備えようという先生方からのアドバイスを受けて実践したことなのですが、これが功を奏し今まで仕事を続けてこられました。しかし、異動してから環境が変わり、上司からすぐに帰るなと言われてしまい、体調のことを伝えなるべく早く帰るようにしていると話しました。私も異動してからいつ帰っていいのかタイミングが分からず、しんどくなってしまうので、チャイムが鳴ってこういう場合は帰っていい、残って欲しいときはこちらから声をかけて何をすればいいか伝えると具体的に教えてもらったのでよかったと思います。ただ、30分超えないと残業代がつかないのが嫌なので、やっぱり基本的には早く帰ります。

 

 

成長したなと思うこと

 

 

友達と遊びたい、お金を使いたい欲求に関してもコントロールできつつあります。上手な解決方法を探して、諦めたり、こだわりを捨てたり、臨機応変に対応できるようになりました。予算と優先順位をつけられるようになりました。例えば、欲しい服や本があっても、次のお給料日まで我慢するという考え方ができるようになりました。今までは欲しいと思ったものは今すぐ欲しい!と衝動買いしてしまっていたので進歩です。1ヶ月の収入と支出を考えてお金を使うようになりました。欲求を上手く制御できていると思います。このまま、海外に頻繁に行くのもセーブしていきたいです。年末年始も海外やどこにも行かず、実家に戻って大学の勉強としようと計画しています。最近、休日には大学の勉強をしていたので、どこへも行かず節約しています。休日にやることがあることはいいことで、大学のおかげで充実した生活を送れています。心理学で学んだことを実践したり、カウンセリングの効果も出ているなと感じます。来年一年の見通しも仕事メインよりも、大学や勉強メインで考えているので、学費やそのために働くといった感じです。

 

 

今年も残すところ、あと1ヶ月。2018年は本当に長い一年でした。たくさんの苦労をした一年でした。その苦労が少しずつ芽を生やしてきている段階です。次の記事では、来年の目標について書きたいと思います。